当ブログの執筆者の「悟(サトル)」です。
金融機関に勤める30代の私が、資産運用について情報発信を行うブログです。
できるだけわかりやすく、あなたの人生にプラスになる情報をお伝えしたいです。
まずは、当ブログに執筆する内容について簡単に説明いたします。
- 金融機関に勤める私が、資産運用をテーマにして、考え方・手法・おすすめの投資商品の紹介等を行う。
- 単純に紹介するだけではなく、新しい投資商品や面白い手法について、私が実験台になって試してみる。
何故わざわざ情報発信するのか?ですが、理由は単純です。
これを少しでも是正したい。
背景には、私の両親の苦労も関係するのかなと考えています。
私の両親は、一生懸命に働いて、貧乏しながらも3兄弟を大学まで行かせてくれました。言葉では表せないほど感謝しています。
しかし一方で、私の父親は、パチンコや胡散臭い投資話で合計2,000万円ほどの損失を出していました。
2,000万円といえば、子供1人を大学卒業まで育てるに匹敵する金額です。
これを失ったがために、両親は平日・土日祝日関係なく働いて、心身ともに疲弊していたと思います。
それでも、子供に弱いところを見せない両親は本当に凄いと思います。
ただ、当時の両親が資産運用について正しい知識を持っていれば、僕達のためにこんなに苦労しなかったのに・・・と思うと胸が痛みます。
両親のこともあり、当ブログを閲覧頂いたあなたには、お金を追いかけて苦労してほしくない。
そして、あなたがお金に苦労しないということは、日本経済の発展に繋がります。
そういった思いで、資産運用に関する情報発信を行うブログの立ち上げに至りました。
私の簡単な経歴は以下のとおり。
現役金融マン、サラリーマン個人事業主、SE・プロマネ・ITコンサル、お金マニア、一児の父
2005年某国立大学法学部入学(西日本の某府県)。たまたま取ったゲーセン景品が高額で売れたことでネット物販に目覚め、利益の300万円を元手に投資を始める。2009年金融機関向けにサービスを提供するIT企業(某総研)入社。SE、プロジェクトマネージャ、ITコンサルの経験を積む。在職中にプロジェクトマネージャ試験合格。年収を上げるべく高年収の金融機関に絞って転職活動を行う。2013年某金融機関に転職し年収250万円アップに成功。システム開発の企画・推進、先端技術調査、国内外の市場動向調査等を通じて、IT・金融・資産運用の知識を蓄積中。2017年よりネット物販を再開し2018年の収益が1000万円を超え、サラリーマン兼個人事業主となる。リーマンショックや3.11東北大震災などで冷えた相場でもめげずに投資を継続し、32歳で総資産4000万円を達成。新しい投資情報の収集や税金の勉強などお金大好き変人。40代で会社を辞めてまったりネット物販と投資で生活するのが目標。
私の経歴の各局面で考えたこと・実践したことを詳細に記載していますので、興味があれば続きもご覧ください。
なお、私の出身大学や会社については、特定を避けるあため非公表とさせて頂きます。悪しからずご了承ください。
目次
ネット物販をきっかけに資産運用に目覚めた学生時代
一生懸命して、某国立大学法学部に入学したものの、よくいる感じのダメ学生になりました。
授業をさぼっては友人宅に溜まり、朝までゲームしたりとぐうたら生活。
そんな中、あることがきっかけでネット物販を始め、資産運用に目覚めます。
ネット物販で「お金」を学ぶ
ダメ学生が唯一ハマったのがゲーセンのクレーンゲームです。お金もないのに毎日のように通っていました。
慣れてくると、簡単に取れる台の見極めができるようになり、意味もなく多くの数を刈り取っていました。
まんまとハマってしまい、毎日のようにゲーセンに通う日々。数か月で25万円ほど使ってましたかね。
ついに奨学金にまで手を出す始末に・・・まさにダメ学生。
とうとうお金が尽きたので、大量の景品を換金しようとリサイクルショップに持っていきます。
しかし査定は期待外れの1個50円・・・50個近くあったのに、合計2,000円ちょいでした。
あれだけのお金を使って、たったの2,000円ですよ。
そりゃないでしょ!と思って、試しにヤフオクに出品しました。
すると、自分の想像を超える値段で落札。
なんと、リサイクルショップ査定額の60倍。3,000円(1個)です。
ヤフオクでの売買に味を占めてからは、益々ゲーセンで刈り取ってヤフオクで売る日々。
半年で60万円の利益になりました。当時は完全に調子に乗ってましたね(笑)
その後、地域中のゲーセンに対策(アームを緩くして取り辛くする)をされてしまい、思うような利益を上げられなくなって撤退しましたが・・・
この経験が私の考えを変えました。
それからは、思いつく限り色々なものを売買して利益を挙げ、在学中に300万円以上を稼ぎ出しました。
- ブックオフで買った100円本をセット販売
- アニメグッズをリサイクルショップで買って販売
- 機材(PCやカメラ等)パーツを組み合わせてセット販売
これだけ稼ぐと古物商の取得や確定申告が必要になります。
ここで税金の仕組みを知り、驚愕しました・・・
デイトレードで「資産運用」を知る
税金って本当によくできてます。何をしてもしっかりとお金が徴収されます。
税金を学んで気付いたこと。
- 普通に働いた給料やネット売買で稼いだお金は、稼げば稼ぐほど累進課税により税金負担が増える。多ければ儲けの半分以上が持っていかれる。
- 一方、株式やFX等の投資はどれだけ稼いでも20~30%程度の税金。
これに気付いた私は、すぐに手近な証券口座・FX口座を開設しました。
投資家としての一歩です。
当時の私は「投資は商売と同じで売買を繰り返すものだ」と思っていたため、知っている会社の株を買い、上がれば売るって感じのデイトレードを行っていました。
FXも同じように、上がるか下がるか2択に賭ける。
300万円が400万円に増えたりと、儲かるときもありましたが損をするのも一瞬です。
数日間で400万円が150万円に下がったり・・・損をした時の絶望感はしんどかったですね。
株価や為替相場が気になって、バイトも大学の試験も集中できず、何もかも投げ出したい衝動に駆られる・・・
そして気が付きました。
自分を見つめ直し、投資について真剣に学びました。
特に有名な書籍「ウォール街のランダム・ウォーカー」を読んで考え方が変わりました。
一発勝負の博打ではいつまで立っても資産は増えない。
リスクを抑えつつ長期で運用することで安定的に資産を増やせる。
これが「資産運用」。
IT企業への就職を通し「仕事」を考える
大学卒業後の2009年、金融機関向けにサービスを提供するIT企業に就職しました。(「○○総研」というところ)
金融に興味があるので銀行・証券会社も考えましたが、新卒はほぼ間違いなく営業系部署に回されます。
「売りたくもない株・投信を販売するのは性に合わない」と思い、金融機関は避けました。
一方、当時はスマホが出たばかりで、まだまだ成長産業である「IT」と興味ある分野の「金融」。
これらを掛け合わせた知識は一生使える、と思い金融系のIT企業への就職を決めました。
スキル習得に励みつつ投資
学生時代に学んだ二つのこと。
- 角度を変えて世の中を見ると、落ちているお金が見つけられる
- 同じ収入でも、勤労より投資の方が手取りが多い
これらの経験があるため、会社員として働くことに冷めた見方をしており、キラキラした同期とは一線を画す変人でした(笑)
これをモットーに、がむしゃらに働きました。
勉強が許される若手時代(3年目まで)に色々チャレンジし、他と差がつくスキルを付けたかったからです。
平日・休日昼夜問わず、仕事や自己啓発へ取り組む日々。
当時を含め、私の時間活用術はこちらをご覧ください。
だいぶキツかったですが、誰もやりたがらない仕事をはじめ、社内公募のコンテスト参加、企画の立案、なんでもやりました。
結果として、設計・プログラミングという若手SEの仕事のほか、プロジェクトマネジメント、海外委託先の開拓・教育、顧客ニーズ開拓のためのITコンサル等。
同期とは違った多くの経験を積むことができ、キャリアの基礎が築けました。
もちろん投資も継続。月の投資予算を決めて給料から天引きし、節約にも励んでいました。
お金のない若手時代にとっては、月々5万円以上を捻出するのは結構きつかったです。
リーマンショックによる冷えた相場、2011年の東北大震災による暴落や円高・・・と厳しい局面もありました。
資産評価額が大きく減少し、何度も心が折れかけましたが「将来的に必ず資産が増える」と信じ、グッと耐えて買い増しを続けました。
資産の減少に対する我慢が報われ始めた頃。
ちょうどアベノミクスによる上昇を迎えたところで、私はあるきっかけにより26歳で転職を決めました。
当時の金融資産は1,500万円。他の同期より多い資産額だと思います。
余談ですが、学生時代に引き続き、年間150~400万円程度を副業で稼いでいました。
- 地デジ対応テレビ普及期における液晶テレビ転売
- 携帯キャリアの乗り換えによるキャッシュバック特典
- その他物販を継続
同僚と意識のズレを感じ転職へ
IT企業での仕事を通じて、会社・人の悪いところがたくさん見えました。
部下や下請会社に理不尽に厳しくする人、心労・過労で会社に来られなくなった先輩・・・
尊敬する先輩が心を病み、会社に来られなくなってから、私は何かが変わりました。
ふとした時「何のために仕事してるんだろ?」と考えるようになりました。
お金を稼いで、そのお金で人生を充実させるために仕事をするんじゃないの?
私の所属していた会社は、古い体質の体育会系の組織。上の命令は絶対で、評価は減点方式。
ここにいると自分を見失ってしまいそうだと恐怖に駆られ、転職を決意しました。
2012年・26歳の冬です。
自分の知識・スキルを評価し、高年収を提示してくれる会社を求めて転職活動を始めました。
転職エージェントさんに苦い顔をされながらも、無理を言って条件に合う会社を探してもらいました。(26歳の若輩者が高年収を求めるなんて生意気ですね・・・)
金融機関へ転職、家族を持って「人生」を考える
転職活動については割愛しますが、2013年、運良く条件に合う某金融機関に転職でき、現在も勤めています。
金融知識と資産運用の知識を蓄積
「金融×IT」の知識と前職の活動が評価され、年収250万円アップを獲得。
金融機関ですが、営業等の部署に配属されない条件で決まりました。
転職者は、人間関係等のしがらみがなく、良くも悪くも仕事ぶりしか見られません。
フラットに仕事できるので、私はそこに居心地の良さを感じています。
入社後3年間は前職のスキルを活かしてシステム開発のマネジメント。
その後2年間はシステム開発プロジェクトの企画系の仕事。
現在は先端技術や市場動向等、幅広い調査・企画を行うセクションで日々業務に取り組んでいます。
仕事上、専門家や市場関係者をはじめ省庁の方々とお話しする機会があります。
そこで深い知見を聞けるため、日々勉強させて頂いています。
また、会社員ですが決して社畜にはならないよう、他と協調しつつも自分の軸を持つことを心がけています。
家族を持ち、経済的独立を目指す
2017年に第一子が生まれ、父になりました。2019年には第二子が誕生。
父になると、不思議なもので考え方が変わります。
できるだけ家族と一緒にいたいし、子供には親が苦労するところを見せたくない。
ふいに「経済的独立」という言葉が頭に浮かぶようになりました。
会社の給料に頼ることなく、楽しく暮らせる状態にしたい。
会社員って時間に縛られ過ぎなんですよね。
その代わりに給与面での安定性がありますが、この先30年以上を捧げるのはなぁ・・・
ここから経済的独立に向けた私の活動が始まります。
ブログ運営開始
そんなこんなで、経済的独立を目指して動き出しました。
サラリーマンの給料以外の収入源を得るため、ネット物販の再開です。
2017年は収益が1,000万円を超えました。節税のために開業届を出して、2018年からはサラリーマン兼個人事業主となりました。
もちろん、資産運用も加速させます。
・・・が、2019年2月思い切ってすべてのポジションを解消しました。
10数年間の長期投資を解消する寂しさもあります。
けれども、読者様にできるだけ寄り添いたいと思い、ゼロから投資を開始します。
2020年4月現在で33歳。金融資産は300040005000万円に到達。
資産状況は以下に載せています。
40歳で1億円を目指し、そこからは運用利回り(年率3~5%程度)とネット物販で生活できる腹づもりです。
最後に
長々とお読み頂きありがとうございました。
私のこれまでの人生は「損・得」ばかり考えてきました。
あなたにとって共感できないことも多かったかもしれません。
しかし、私の経験や知識は、必ず何らかの形でお役に立てると思います。
皆様に情報を発信することで、読者様の資産運用にも貢献したく、今後も記事を執筆します。
共に、頑張りましょう!