【財産告白】経済的独立に向けた32歳のポートフォリオ公開(2019年10月)

財産告白

2019年10月末時点の、32歳子持ちリーマンサトルの資産&ポートフォリオを公開します。

自分自身の記録用途含めての公開です。

なお、現在の投資ポジションは、2019年3月から順次組み立て中のものです。

2018年終盤頃から株価の頭打ちを感じたため、2019年2月のブログ開始と同時期に投資ポジションを全て決済しました。

現在はリセッション(景気後退)が囁かれる中、新たな戦略でポジション組み直し中です。

サトル
今後の戦略も公開するので、参考になる部分があれば幸いです。
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資産の全体像・投資戦略の概要

まずは、2019年10月末での保有資産の全体像から。

全て合算すると「約4,500万円」が現在の資産額。

なお、資産額は含み損益を入れず取得額で計算しています。今は市況が良いので150万ほどの含み益ですかね。

これら資産は以下の割合で分散しています。

(※)「その他」はネット物販の在庫や注文済未到着の商品等が含まれます。

以下の方針に従って、資産を運用しています。

サトルの資産運用の5大方針
  1. 株・為替・債券等に広く分散投資
  2. 基本はタイミングを図らずドル・コスト平均法
  3. インカムゲイン(配当やスワップポイント等)を主とする
  4. リセッション入りに備えて実物資産系(インフラファンドやREIT)を組み入れ
  5. 不動産投資を組み入れるべく猛勉強中

2つ目までは従前からの基本方針ですが、3つ目以降は私にとって新しい考えです。

なぜこの考えを入れたかというと、世界の市場動向が変化しているからです。

私が投資を始めた2008年頃から現在までは、リーマンショックからのV字回復期間でした。

震災等でダメージがあったが、長い目で見ると株価は上がり調子。

そのため、基本的には何も考えずともキャピタルゲイン(売買差益)が得られました。

2019年以降はどうなるでしょうか。

米国S&P500の最高値を更新するなど、株価は歴史的高値圏にあります。

一方で、米中貿易摩擦の過熱や逆イールドの発生等によりリセッション入りの懸念がある。

これまでと違って世界的な不景気になった場合でも、心が折れないような投資がしたい。そのため、上記方針に3つ目以降を加えたわけです。

では、それらを念頭に置いたポートフォリオの中身をご紹介します。

為替(FX)のポートフォリオ

FXと聞くとギャンブル要素が高いと思われがちですが、ギャンブル要素を排除して運用中です。

スワップポイントのサヤ取り

大好きなスワップポイントのサヤ取り。ロスカットされないよう注意する必要がありますが、損しにくい手法なのが良いですね。

通貨 運用会社 運用額 期待スワップ利回り
ユーロ/ドル セントラル短資FX(売り) ¥1,000,000 2.2%
みんなのFX(買い) ¥1,000,000
メキシコペソ/円 セントラル短資FX(買い) ¥1,900,000 2.4%
LIGHTFX ¥1,900,000
ズロチ/円 FXPRIME by GMO ¥0
ユーロ/円
合計 ¥5,800,000 2.3%

最新の収益シミュレーションは以下をご覧ください。この記事を読めばいつでも始められます。

利回りは高くないですが低リスクで換金性が高いのが特徴。詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。

為替差益のサヤ取り

相関性が高い通貨に対して、相関性が少し崩れたタイミングを狙う手法です。

豪ドルとNZドルの価格差が3円付近を狙って始めるのが良いですかね。

通貨 運用会社 運用額
豪ドル/円 みんなのFX \0
NZドル/円

現在は決済してます。価格差3円付近まで座して待つ。

自動売買(トラリピ等)

自分の決めた設定範囲で、売買を自動で行ってくれるサービスです。

売買の判断をしなくて良いので、相場感がなくても出来るのがメリット。

ずっとヨコヨコで動いてるメキシコペソだけ少額運用中。

通貨 運用会社 運用額
メキシコペソ/円 マネースクエア(トラリピ) ¥500,000
豪ドル/NZドル トライオートFX ¥0(決済)

株式投資のポートフォリオ

株式投資にあたっては、基本は高配当・高分配が得られる銘柄に分散投資しています。

米国株(個別株・ETF)

ティッカー 銘柄名 運用額 期待配当利回り
ABBV アッヴィ ¥510,000 6.3%
BTI ブリティッシュ アメリカン タバコ ¥220,000 7.6%
DUK デューク エナジー ¥170,000 4.1%
JNJ ジョンソン & ジョンソン ¥140,000 2.9%
MMM スリーエム ¥180,000 3.5%
MO アルトリア グループ ¥200,000 7.4%
PEP ペプシコ ¥150,000 2.8%
RDSB ロイヤル ダッチ シェル ADR B ¥250,000 6.7%
T AT&T ¥250,000 5.5%
WBK ウエストバック銀行 ADR ¥170,000 6.7%
PFF iシェアーズ優先株式&インカム証券ETF ¥610,000 5.5%
SPYD S&P 500高配当株式ETF ¥410,000 4.5%
合計 ¥3,720,000 5.3%

米国株は高配当株が非常に多く、株価も長期的に成長が見込めるため、今後も積極投資します。

米国株(その他)

サクソバンク証券だけで取り扱っているETF「SVXY(VIXショートETF)」を運用中。

こちらはスイングトレード用。VIXは「恐怖指数」といい、株価下落時に値が上昇する指数です。

市況が良いため今はポジションなし。

ティッカー 銘柄名 運用額
SVXY VIXショートETF ¥0

 

日本に上場しているETFで、米国の不動産(REIT)に投資できる銘柄もあります。

コード 銘柄名 運用額 期待分配利回り
1659 iシェアーズ米国REIT ¥310,000 3.5%

日本株(インフラファンド・REIT)

太陽光発電施設に投資するETF(インフラファンド)。分配利回りが高く投資家に人気です。

特に最近はインフラファンド熱が高まっている模様。REITが高すぎる為こちらに資金が流れていると想定されます。

コード 銘柄名 運用額 期待分配利回り
9281 タカラレーベン ¥700,000 6.6%
9283 日本再生可能エネルギー ¥1,160,000 6.8%
9284 カナディアン・ソーラー ¥1,550,000 6.9%
合計 ¥3,410,000 6.8%

日本の不動産に投資するJ-REITも運用中。今は少し高値なので買い増しストップ。

コード 銘柄名 運用額 期待配当利回り
3290 Oneリート ¥610,000 4.3%
3451 トーセイ・リート ¥250,000 5.4%
3455 ヘルスケア&メディカル ¥260,000 4.9%
3472 大江戸温泉リート ¥260,000 5.4%
3492 タカラリート ¥240,000 6.7%
合計 ¥1,620,000 5.3%

株価指数CFD

レバレッジを効かせた株式投資が可能な「株価指数CFD」もおすすめです。

FTSE100(イギリスの指数)に対して300万円ほど運用していましたが今はノーポジ。

ブレグジットのゴタゴタが落ち着いたらGMOクリック証券で再開予定です。

つみたてNISA

今年からつみたてNISAも運用中

商品 運用額
楽天VTI ¥200,000

確定拠出年金(企業型DC)

勤務先は企業型DCを導入しているので、限度額いっぱい運用中。iDeCoにあたる制度です。

商品 運用額
外株インデックス ¥1,000,000
新興国インデックス ¥700,000
国内インデックス ¥650,000
世界REIT ¥350,000
債券インデックス ¥300,000
合計 \3,000,000

債券投資のポートフォリオ

リターン大して望めませんが、リセッション時に強いアメリカ債券を運用中。

銘柄 運用額 期待配当利回り
米国債 米国債25年物(ストリップス債) ¥2,100,000 2.5%
AGG iシェアーズ コア米国総合債券市場ETF ¥240,000 2.7%
合計 ¥2,340,000 2.7%

ソーシャルレンディングのポートフォリオ

3年ぐらい前までは400万ほど投資していましたが、現在は残った少しだけ。

運用会社 運用額 期待利回り
クラウドクレジット ¥260,000 5.0%

業者の破綻や返済遅延等のトラブルもあるので、安易な考えで投資しないようにすべきです。

ポートフォリオまとめ(生み出す収益は?)

上記のポートフォリオをまとめます。

運用中資金 2,100万円
インカムゲイン 75万円
インカム利回り見込み 3.5%
全体利回り目標 6~10%

利回り目標は、FX等の売買差益を含めて目指したい利回りです。

インカム利回りが5%程度になると、3000万の投資で税引き後で月に10万円以上の収入

サトル
給料以外で月10万円が自動的に得られるって、かなりの精神安定になりますよね。

現金・その他で2,000万円超の手残りがある為、順次投入して投資収入を伸ばしたいところ。

【総まとめ】今後の投資方針

最後に今後の投資方針をまとめます。

以下をポイントとして、今後もポートフォリオを組み立てていきます。

下落時でも機械的に買い増し

株価や為替相場が自分のポジションの逆に動いても、過度に反応せず買い増していくスタンスを取ります。

含み損に耐えるモチベーションとして、配当金等によるインカム収入を確保していきたいですね。

サトル
米国株に至っては最低手数料が各社無料になったので、毎月1株ずつ買い増しもありですね。

スワップポイントのサヤ取りを積極活用

ある程度の生活防衛資金は確保すべきですが、最低限に留めておきたいところです。預金しても利息なんて雀の涙ですからね。

そのため、浮いたお金は基本的に「スワップポイントのサヤ取り」で運用します。

利回りは2~5%程度なので多くの利益は見込めませんが、初期手数料(スプレッド)さえ回収すれば、基本的にその後はいつ決済しても利益になります。

そのため、現金化しやすいというメリットがあります。事故や急病等により緊急で現金が必要になったときに助かりますよね。

実物資産への投資比率も高める

景気後退時は実物資産(不動産、太陽光施設など)が強くなります。

実物資産は株価暴落時でも底堅い動きを見せ、確実なインカムを得られるので、不動産や太陽光に投資する「REIT」や「インフラファンド」も保有したいところ。

とはいえ今は高値です。インフラファンドは吹上げ過ぎの気がするため、含み益が100万円を超えると決済を考えます。

他にも、趣味と実益を兼ねて「ワイン投資」を検討しています。

業者経由で買い付けて、現地(欧州)で保管してくれるサービスがあって面白そう。

少し遊びの要素が強いので、今は検討を眠らせ中です。

不動産投資への参入

いよいよ資産も5,000万円目前です。ここまで来ると安定収益を確保すべく、不動産投資に興味を持ってきました。

副業収入は「物販」に頼り切りでしたが、我が家のように小さい子が2人いる家庭では、物販に係る作業がなかなか難しい。そのため、物販のペースを緩くして不動産での収益を狙っていきたいと考えています。

現在書籍を読み漁りながら、セミナー参加、物件リサーチに取り組んでいます。

てな感じで、今後も粛々と投資を継続します。

サトル
今回せっかくまとめたので、定期的にポートフォリオを共有できると良いですね。
では、また。

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